4. 媒介契約そしてついに内覧希望者がキター

媒介契約そしてついに内覧希望者がキター

不動産会社に売買の仲介を依頼するには「一般媒介契約」「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」の3種類があります。査定をお願いした3社は全て、この中の専属専任媒介契約を求めてきました。

実は友人から貰ったアドバイスに中に、「媒介契約の種類をよく考えて選択せよ」との内容がありました。簡単に説明すると一般媒介契約は基本的に条件がなく、他の不動会社や自分で買主を見つけてもよい自由がきく契約です。専任媒介契約は他の不動産会社への依頼はできませんが、自分で買主を見つけることができます。そして各社が勧めてくる専属専任媒介契約は他の不動産会社も自分で買主を見つけることもできません。つまり専属専任媒介契約では、物件を丸投げで預けて売買してもらう契約で、全く自由が利かなくなる恐れがあります。

ただし、専属専任媒介契約が悪い契約なのかと言うとそうでもなく、売主に自由が利かない代わりに仲介業者は優先して販売すると言われています。もし、私が専属専任媒介契約を結ぶとしたら、査定をして貰った3社から1社を選ばなくてはいけません。しかし、私はこの契約についてはある結論を既に持っていました。

実は友人にアドバイスを貰った時に「契約は一般媒介契約を選べ」と言われていたのです。彼の話では過去に専属専任媒介契約を結んだ人が、なかなかマンションが売れずにずるずると値引きをさせられた話があり、最初の契約で専属専任媒介契約を結ぶのはリスクが高いと言うのです。

また初めは一般媒介契約を複数の不動産会社と結び、一定期間売却できなかったら対応の良い会社と専属専任媒介契約を結ぶこともできると考えました。そこで改めて3社に連絡を行い、一般媒介契約をお願いすることにしたのです。

そして1週間後には3社との契約も終わり、後はマンションの買主が現れるのを待つばかり。毎日そわそわして不動産会社から電話が鳴るのを待つ生活です。インターネットの不動産情報には確かに私のマンションも掲載されています。ただ3社の中で1社はインターネットの不動産情報には登録していない様子。「やっぱり一般媒介契約では扱いが悪いのかなぁ?」と思ってしまいました。それでも残りの2社はしっかりと対応してくれているみたいです。もし、専属専任媒介契約を結ぶのなら、この2社から選ぶことを心に決めました。

妻からは「どう、売れそう?」とメールが入り「安くてもいいから」なんて、気楽な督促をしてきます。せっかく売るのですから、少しでも良い条件で売却したいので、ここは安易な値引きは考えずに、暫くはこのままで様子を見るのがいいでしょう。そして待つこと1ヶ月ついに待望の連絡が私の携帯に入ったのです。

「物件をぜひ見たいと言うお客様がいます。来週の日曜日に内覧させていただいてよろしいでしょうか?」

3社の中の1社から待ちに待った電話です。もちろん内覧を了承して時間を約束、13時から不動産屋の担当者が購入希望者を案内してくれるそうです。「よし、掃除だ!」私の中であるスイッチが入った瞬間でした。